公開日:2024年11月6日
お家を購入した際に必ずといっていいほど加入している、火災保険。
実際加入はしているけど、使ったことがない方、たくさんいらっしゃいませんか?
今回の記事では、火災保険とは何なのか?というところから、
火災保険の申請の行い方、現在の火災保険業界は、どのくらい保険金がおりるのか。
などを徹底的に解説してきます。
こちらをお読みいただくことで、手順から保険金の受給までを完璧にマスターし、
せっかく入っている保険をどんどん活用できるように皆様に、お力添えさせていただければと思います!
火災保険とはどういった保険なのか?
では、まず初めに火災保険とはどういった保険なのか?
というお話ですが、火災保険はお家にかけられる保険で、
自然災害が起こった際に、お家に損害が出た時に申請ができる保険になります。
自然災害とはどのような被害なのかご説明いたします。
●火災
まずはその名の通り火災になります。
お家が燃えてしまったり、隣のお家が燃えたことによって、
ご自宅に焼き跡や、もらい火で一緒に燃えてしまったことにより、
損害が出た際に活用ができます。
お家が燃えてしまうということは、ほぼほぼ全損の可能性があるので、
かけている保険金が満額おりる可能性があります。
家が燃えてしまう以外にも、キッチン周りで燃えてしまうことも稀にありますので、
そういった焦げなども保険の対象になります。
●落雷
落雷での被害は、なかなかないかとは思いますが、
よくあるのが、設備関係が被害にあってしまうことがあります。
町中では、落雷の被害にあいにくいかと思いますが、
山や田舎道などに住居を構えている方などは、雷が近くに落ちることによって、
雨などをつたって漏電してしまい、設備関係がショートしてしまいます。
よくある例が、エアコンが壊れてしまった、給湯器が壊れてしまった、
テレビがつかなくなってしまった、などが例として挙げられます。
保険申請としては、同じ製品を交換するという内容で申請を行なうので、
使っていたものをグレードアップして交換することはできません。
●風災
こちらが日本に住んでいるうえで、一番と言っていいほど、被害に遭う可能性があります。
主に台風ですが、日本では春一番が吹いたり、冬に寒波の影響で強風が吹いたりします。
最大瞬間風速が20m以上吹くと、家も壊れます。
被害が一番現れる箇所は屋根になります。
屋根は一番風を受けるので、勾配のきつい屋根になればなるほど、まともに風を受けるので
屋根が剥がれてしまったりします。
剥がれるまでいかなくても、屋根材がかけてしまったり、屋根材が落ちてしまったりするので、
そうなった際に申請ができます。
屋根が損傷してしまった際に、その箇所に雨が入り込んでしまったりすると、雨漏りにつながるので
それも申請ができますが、雨漏りは風災では申請ができないので、別の被害として申請することになります。
●雹災
昨今では稀ではなくなってきて、2024年も被害が多くありましたが、
雹による被害でも保険の申請ができます。
どのような被害があるかというと、やはりこれも屋根は基本となってきて、
雹が屋根に当たると、屋根材が割れてしまったり、穴が空いてしまったりします。
他には、戸建てですとよくあるのが、駐車場のカーポート屋根が穴が空いてしまったり、
ベランダのポリカ屋根に、穴が空いてしまったりという被害が出ます。
もちろんそういったものにも申請ができますし、
雨樋、主に軒樋ですが、こちらも雹によって穴が空いてしまうことがあります。
最近で一番ひどかったのが、2022年6月に埼玉、群馬で降った雹が、
被害が大きく、雨樋が穴だらけになってしまったり、波板の屋根(ポリカ屋根)が
穴凹になってしまい、屋根の意味がなくなるくらい大きな被害になりました。
こういった被害があり、未だに保険申請を行っていない方はぜひとも申請を行いましょう。
●雪災
雪の降る地域ではおなじみかもしれませんが、
雪の被害でも保険金はおります。
具体的な被害は、
- 屋根が凹んでしまった
- 雨樋が歪んでしまったり落ちてしまった
などが主な被害例になります。
ですが、雪の降る地域では建築もそれなりに工夫されていますので、
雪が屋根に積もらないように勾配が急になっていたり、雨樋に雪が積もってしまい
破損してしまうことが想定され、もともと雨樋が設置されていなかったりします。
それでも、大雪が降ってしまうと、勾配が急でも積もってしまうことがあり、
それによって屋根が凹んでしまったり、屋根材がズレてしまったりします。
それ以外にも、雪が家の周囲に積もってしまうと雪の重みで外壁が凹んでしまうことがあります。
このような被害があった際に申請ができます。
●水災
水災は火災保険申請の中でも、申請を行なうのが難しいというのがあります。
理由が基準が設定されており、地面から45cm以上水が浸からないと、申請に値しない
という保険会社のルールがあります。
ですので、ゲリラ豪雨などで、稀に床下が被害にあったりしますが、水が溜まったとしても
良くて、地面から10cmくらいかと思います。45cmはなかなか行きません。
では、申請の例でいうとどういったものがあるかというと、
テレビなどでたまに放送されている、河川が氾濫してしまったことによる、
家や車などが流されてしまったいるような被害を見たことがあるかと思いますが、
そのレベルでの被害でないと、保険適応にならないということになります。
それほど床下浸水は申請が難しいのです。
●破裂・爆発
次に破裂、爆発ですが、こちらもなかなか無いかと思いますが、
配管関係が主になります。
冬などでよくあるかと思いますが、水が凍ってしまったことにより、
詰まりがおき、破裂してしまうことがあります。
ここでポイントなのですが、水が凍ってしまったことによる、破裂は対象にならないんです。
理由は、凍結は火災保険の対象にならないからです。
それなので、あくまで水が詰まってしまったことにより、配管が破裂してしまった。
という理由にしないと、保険申請の対象にならないので注意が必要です。
次に、爆発ですがこちらも稀で、キッチン周りで起こるような被害になるかと思います。
- コンロを切っていたと思っていたのに、実はガスがついていて、ガスが充満してしまい、
それに気づかず、火を付けてしまい爆発してしまった。
- ヘアスプレーなどのスプレー缶を放置しており、それが爆発してしまい、家の中のものが
破損してしまった。などが対象になります。
どの事例も稀かなとは思いますが、そういった被害も対象になるのが火災保険になります。
●水濡れ
水濡れですが、代表的なのは雨漏りになるかと思います。
その他には「給排水設備の事故」というものも対象になります。
これはどのような被害かというと、トイレやお風呂などの配管が詰まってしまい、
破裂したことにより、床が水浸しになってしまったり、
お家にスプリンクラーがある方は、スプリンクラーが破損し、同じく水浸しになってしまった、
などが「給排水設備の事故」に該当します。
よく、水災と一緒かな?と認識されている方が多いかと思いますが、
全くの別物であるということを覚えておきましょう。
この水濡れは皆様のご自宅で、「風災」「雹災」「雪災」の次くらいに
多い被害かなと思いますので、覚えておくことで損はないかと思います。
私共、エミールでも、雨漏りの被害は多くお問い合わせいただきます。
しかしながら、雨漏りがいつどの雨の影響で発生したかというのが、
皆様わからないとのことで、保険会社が「発生日不明のためお支払いできません。」
という判定をされることが多いです。
ですので、雨漏りはいつの雨で、いつ雨漏りし始めたのか覚えておきましょう。
●盗難
火災保険は、盗難の被害にあった際にも申請ができます。
どのような被害が対象かといいますと、
- 空き巣に入られた際に、窓ガラスや玄関の鍵を壊されて閉まったのでその修理代、
- 泥棒に電化製品を盗まれてしまったなどが補償されます。
また、家の被害以外にも、
空き巣に入られ、現金を盗まれてしまった場合も補償を受けられますが、上限があり
- 現金は20万円
- 通帳を盗まれお金を引き出された際には200万円
- 貴金属類は1個あたり30万円まで
という決まりがあり、その中であれ補償になります。
他にも、自転車や原付自転車が盗まれた際にも、補償の対象になります。
ですがこちらも注意点があり、敷地内に停めていた場合にそれらが盗難にあった場合のみ
補償の対象になりますので、きちんと敷地内に停めておくようにしましょう。
●外部からの物体の落下・衝突
外部から衝突したものに関しても保険承認になります。
例としては、
- 車が家にぶつかって損傷してしまった、
- ボールなどがぶつかり、窓ガラスが割れてしまった、
- ドローンなどが落下してきて屋根が損傷してしまった、
- 隣の家のテレビアンテナが飛んできて、屋根が損傷してしまった、
- 隣の看板が倒れてきて、損傷してしまった
などが対象になります。
こちらも、規定がありまして、自宅に住んでいる方が損害を起こした場合や、
同居している方が、損害を起こしてしまった場合などは対象になりません。
ですが、
- 子どもが壁に穴を開けてしまった場合
- 子どもがドアに穴を開けてしまった場合
- 子どもが落書きをしてしまった場合
この場合は、保険の対象になります。
基本的には、外部の方がご自宅に損害を与えてしまった際に、活用できるというのが
この被害のミソになります。
意外と衝突による被害は気が付かないところでたくさん発生していますので、
火災保険申請という面では、申請しやすい被害になります。
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火災保険の申請方法
では、どういう被害が対象になるかわかったところで、
ここからは火災保険の申請の行い方についてご説明させていただきます。
●ご加入の保険会社に連絡
まずはじめに、被害にあった際は保険会社に電話を入れます。
具体的にどのようなことを話すかというと、
- 個人情報の確認
- お家のどの部分が被害にあったか簡単に説明する
- 保険金請求書を送ってほしいと依頼する
- 保険会社から修理見積もりと被害写真を用意してほしいと言われる
上記のようなことを聞かれます。
個人情報の確認は、火災保険の保険証券を準備してお話されると、簡単に終わります。
というのも、保険証券番号を確認されますので、証券番号を伝えるだけで情報が一気に出るからです。
もし、保険証券がすぐに出てこない場合でもご安心下さい。
- お名前
- ご住所
- 登録の電話番号
- 生年月日
この4点で確認ができます。
個人情報の確認ができましたら、どのような要件か確認されますので、
ご自身の建物のどの部分に何の自然災害の影響で、被害を受けたかお伝え下さい。
そこまで伝えていただきますと、保険申請の受付が完了しますので、
保険金請求の資料を送って下さいと伝えていただきますと、郵送で送ってくれます。
同時に、保険会社から業者様に修理見積もりと被害写真などを依頼して
一緒に送り返して下さいと指示されますので、準備します。
●業者様に修理見積もりを依頼する
お近くの工務店さんでも構いませんし、ご自身でインターネットで探していただいて依頼しても構いません。
また、知り合いの方にご紹介していただくのでも良いでしょう。
大多数の方は、インターネットで探していただくのが多いと思います。
ですが、注意していただきたいのは、保険申請での修理見積もりが必要になってくるので、
街の工務店さんなどに依頼をすると、保険申請に慣れていなかったりするので、
一式見積もりを作成されたり、写真も数枚しか準備していただけなかったりするので、
申請に使いにくかったりします。
インターネットで探していると、中には適当な修理業者もいらっしゃったりするので、
電話問い合わせを必ず行い、見積もりが無料の業者はたくさんありますので、
何社か相見積もりを取ってから依頼するのもいいでしょう。
●保険会社から送られてきた書類に必要事項を記入しよう!
見積もりが準備できたら、保険会社から送られてくる書類に必要事項を記入しましょう。
特に難しいことは記入しなくて大丈夫です。
- 口座情報
- いつどの自然災害で破損したか
- 家のどの部分を破損したか
基本は上記の情報を書いていただければ大丈夫です。
よく、図面を書いて下さいという欄があったり、
破損箇所の修理部材のメーカーを書いて下さいという欄が出てきます。
これは、ご自身で書くには難しすぎますので、書かなくて大丈夫です。
ここまでお書きいただいたら、記入は完了です。
保険会社に郵送しましょう。
●保険会社に郵送したら結果を待つ!
保険会社に書類を送付したら、あとは結果を待つだけです。
場合によっては、資料のみでは判断できない可能性があるとのことで、
保険会社が委託している「鑑定会社」から鑑定士が来て実際にお家を調査して、
申請した見積もりや被害写真が、今回の事故日と関連性があるか、
申請の対象となるのか確認する作業が入ります。
鑑定人は、保険会社が怪しんでいるから来るわけでは無いので安心して下さい。
しかしながら、鑑定人も保険会社側の人間ではあるので、判定は厳しいのが相場になります。
鑑定人が言うことに言い負かされて、そのまま泣き寝入りされる方が大半かと思いますが、
破損している箇所が自然災害である可能性があるなら、自信を持って主張しましょう。
こんな申請はできません!
最近いろんな申請会社が増えていますが、申請の方法が様々になってきており、
純粋な申請もある中、変な申請も増えてきています。
具体的にどのような申請が増えてきているかというと、
- 家をわざと壊して申請をあげる
- 経年劣化であるものも申請にあげる
- 過度な金額で申請をあげる
などが多く見られます。
これらは申請してもなかなか保険承認につながることは無いでしょう。
●家をわざと壊して申請をあげる
これは、一目瞭然で詐欺行為なので絶対駄目です。
そもそも、昨今の火災保険がなかなか承認に繋がらなくなったのが、
2019年の千葉で起きた台風15号の際に、「ブルーシート詐欺」だったり、
高額な調査費を請求されたり、業者が壊して申請をあげて保険金を受給させたり、
という状況が横行してしまったために、保険会社がとても厳しくなりました。
このような申請をしていると、被保険者様(申請者)も詐欺行為に加担したとなり、
最悪の事態になりましので、気をつけましょう。
●経年劣化も申請にあげる
経年劣化も申請の対象にはなりません。
古いものが劣化して壊れただけですので、自然災害との関係性はありません。
ですが、難しい判断の被害も中にはあります。
どのような被害かと言うと、築年数的には古いのかもしれないが、
現状機能的に問題なく、生活できていてその中で、自然災害が起き
破損してしまった場合は、一概に経年劣化とも言えないのです。
ですが、何でも経年劣化と判断してくる鑑定人や保険会社の担当者に付かれてしまうと、
保険金がおりる可能性が少なくなります。
その判断は難しいかと思いますが、被保険者様に寄り添った判断をしていただきたいところではあります。
●過度な金額で申請をあげる
あまり大きな金額で申請を行っても、なかなかおりないのが現状になっています。
確かに業者ごとに単価は違いますし、経費もそれなりに違うのが修理業者です。
その中で、お客様と相談しながら値引きなども含めて、修繕費用を決めていくのですが、
保険申請をした際に、鑑定人の独断と判断で金額を設定されてしまうので、
想定よりも低い金額で、承認されてしまい、保険がおりても修理ができないという事態になることも多くあります。
実際にあった事例で、鑑定人がとにかく安く修繕を行なうように指示をされたことがあります。
修繕を行なうのは我々なのに、「一般的には」「普通は」などの確証を持たない言葉を並べ、
無理やり金額を下げようとしてきましたので、「では、その金額で御社が修繕してあげて下さい」と
逆に打診を行いました。
すると、その鑑定人さんは
「いや、私共は鑑定をする側なので、修繕をできません。」「修繕は御社が担当して下さい。」
と遠回しに無理です。と主張してきましたので、こちら側がその金額でできないと言っているから、
金額を決めた鑑定人さんが修繕を行えば、丸く収まるではないか?
そうでないのであれば、こちらの意見も少しは聞いてもらわないと困る。
と主張を伝えたところ、予定通りの金額を認めていただくことができました。
大きすぎる金額で申請をするのは良くないですが、最低限の金額の主張を行わなければ
被保険者様が修繕ができません。
正当なものには「文句」ではなく「主張」をきちんと行いましょう。
火災保険を申請する際のコツ!
火災保険を申請するには、被害写真と被害の見積もりが必要になるのですが、
何の工夫もなく、保険会社に送っても、承認にならないことが多いでしょう。
申請を行なうにはコツがありますので、ご紹介します。
●被害写真はたくさん取ろう!
よく被害写真を1枚~2枚を拡大して、被害箇所をポイントでしか取らない
業者がいますが、それでは保険会社がどの部分が被害にあっているかわからないことが多いです。
それなので、1被害箇所最低でも2枚は撮るようにして下さい。
なぜ2枚なのかと言うと、どの部分かわかるように引きでの写真を1枚。
被害にあってい箇所がどのような被害にあっているかわかりやすくするための寄りの写真を1枚になります。
それだけでも、保険会社が判断しやすく、資料だけで保険金がおりる可能性が高まります。
それぞれの箇所をそのように撮影すると、それだけでも写真は何十枚になるはずです。
もし被害箇所が少ない場合は、様々な角度から、寄りと引きの写真を撮ると良いでしょう。
●見積もりは数量を記載すること!
見積もりでよくあるのが、一式見積もりです。
町工務店さんでよくあるのですが、お客様と打ち合わせ済みで、
どの部材で、どれくらいの量を使うからこの金額です。
あらかじめ説明しているからこそ、その見積もりが成立するのですが、
保険会社に申請を行なうにはそれでは、保険金がおりません。
大切なのは、保険会社に「どの箇所を、どの程度被害にあっているので、この分を修繕します。」
というのを伝えないといけないのです。
数量を細かく出していると、理由付けがきちんとできていますので、
保険会社も理由もなく否決にはできません。
ここだけの話ですが、火災保険申請は基準が定まっていない査定がほとんどなので、
明らかな被害でも否決になったり、逆にそんな大した被害でないのに保険金が出たりすることがあります。
その時の波なのか、どういう基準かわからないので、否決になった際にしっかり主張ができるよう、
資料は細かく作れば作るだけいいのです。
●聞かれたこと以外はあまり話さなくて大丈夫です!
ご年輩の方でよくあるのが、聞かれたこと以外たくさん話し続けることがあります。
話し続けて、自分でもよくわからなくなり、余計なことは言ってしまうことがありますが、
これは良くないです。
どういう発言がよくないかというと、
- うちは古いからね、、、
- 修理もしてないし、、、
- 家なんてほとんど気にしたこと無いよ
などが代表的に挙げられます。
特に、日本人の特性なのかご自身のことを下げるような発言をされることが多いと思いますが、
その中の一種で、「うちは古いからね」や「築年数結構経ってるし」などを言ってしまうと、
鑑定人さんも人なので、「古い」=「経年劣化」というイメージがついてしまいます。
もともとフラットに鑑定してくれるはずが、ご自身が発言したことにより、
マイナススタートになってしまうことが、あるということを認識しましょう。
下げる発言をするのではなく、「この日の風はとにかく強かった」や
「風が強すぎて音もすごかったし、怖かった」などを言ったほうがまだいいです。
口は災いの元であることを忘れないようにしましょう。
保険会社によっては申請できない部分もある!
家の大半をカバーできる、火災保険ですが保険会社によっては、
補償できない部分もあったりします。ご紹介いたします。
●共済は建物だけの補償!
JA共済や、全労済、県民共済などの共済とついている保険に加入されている方ですが、
共済は、建物のみしか補償されません。
例えば、戸建てですと、門扉やフェンス、ウッドデッキなどがあったりしますが、
民間の保険会社では家以外の、付帯物が破損した場合も保険対象になるのですが、
共済は、対象になりませんでの覚えておきましょう。
●共済は地震保険もセット加入が必須!
こちらも共済に限った話になるのですが、
共済は地震保険もセットで加入していないと、自然災害特約というものがついておらず、
風災や雪災、水災等といった災害で破損した場合、補償されません。
よくある例で、保険に加入して入るのに、ご自身の保険の内容がどのようなものか
把握しておらず、いざ申請という時に全く意味のない保険だった、ということが多々あります。
おそらく、加入時に保険屋さんに説明はされているのかもしれませんが、
そんな昔のことは覚えていないでしょうし、何なら保険の話なんてややこしくて
耳に入ってこないよ。という方ばかりではないでしょうか?
それなので保険の見直しは定期的に行う必要があり、ご自身がどんな保険に入っているのか
事前に確認しておくことが必要なのです。
民間の保険会社に加入されている方は、地震保険に入っていなくても、
風災などの災害も対象になりますのでご安心ください。
地震保険は加入していたほうがいい?
火災保険に加入してるけど、地震保険には入っていない。
という方いらっしゃいませんか?
確かに保険料が高いので入るのに、難色を示すかもしれませんが、
実は地震保険は入っていたほうが良いのです。
●地震保険に加入していたほうがいい理由①
地震保険は、火災保険とは違い、査定に基準があります。
国で定められた計算式があり、それに見合う被害であれば、補償の対象になります。
例をあげると、戸建ての場合、建物の損害率が3%以上であれば対象になります。
判断基準は
- 幅3mm以上、深さ5mm以上のクラック
- 上記が3本以上
こちらが満たされていれば、木造の戸建てであれば、一部損と認定され、保険金が受給されます。
そんなに難しくないと思いませんか?
火災保険は、鑑定人の独断と偏見で決められてしまうことがあるのですが、
地震保険は基準が決まっていますので、承認になりやすいのです。
●地震保険に加入していたほうがいい理由②
日本では、地震が毎年と言っていいほど来ます。
どういうことかというと、それだけ申請できるチャンスが有るということです。
台風や大雪は毎年来るかと言うと、可能性は低いです。
その上、来たところで破損しているのに、経年劣化と判断されたらたまったものではありません。
その面でいうと、地震は各地で起き、基準もそれほど厳しく無いと考えれば、
入っていて損はないかと思います。
地震保険がおりても、修繕を行い、またその箇所が破損したら申請ができるので、
地震保険をうまく活用できます。
↓↓↓↓↓↓地震保険に関してはこちらで詳しく解説しています!↓↓↓↓↓↓
火災保険申請を行なうならエミールで!
エミールでは、火災保険申請を全国対応で行っています。
全国対応ですので、もちろん各都道府県に保険金受給の実績があり、
平均承認率は110万円になります!
エミールが他から選ばれる理由は、
- 問い合わせから即日対応
- お客様の日程に合わせられる
- 調査後も手厚いサポート
- 実績が豊富
というところになります。
●問い合わせから即日対応
最短で1周間以内でお伺いいたします。
日程次第にもなりますが、被害が起きてから早く申請を行なうのが、
エミールが大切にしている部分です。
●お客様の日程に合わせられる
一見当たり前のように見えますが、基本的には外回り中心の調査になるので、
お客様のお立ち会い無しで調査できるのが、火災保険申請サポートの会社ではあるあるの話です。
ですが、お立ち会い無しで調査を行なうと、ヒアリングも細かくできませんし、
見落としがある可能性があります。
一人一人のお客様に寄り添うのも、大切な調査の一環になります。
●調査後も手厚いサポート
火災保険申請の大切な部分は、調査を行ってからのフォローが一番大切です。
初めて申請を行なう方が多い業界ですので、どのように申請をおこなったらいいかわからない方、
保険会社とどのようにお話すればいいかわからない方が多いのです。
そういった方々に手厚いサポートをさせていただき、困ることがないよう申請を
お手伝いするのが、私共の強みです。
●実績が豊富
保険会社ごとの実績が多いので、安心して申請を行えます。
実績は、こちらのHPで「実績例」のページでご紹介していますので
ぜひ御覧ください。
今回お話させていただいた中で、ご不明な点や興味をお持ちいただけたら
とても嬉しいです。
その際にはまずはお問い合わせいただければ、
プロが丁寧にご案内させていただきます。
皆様からのお問い合わせ、お待ちしております。