公開日：2024年1月20日
日常の中で子供がドアを壊してしまうというトラブルに直面することは誰にでも起こり得ることです。
しかし、このような家庭内事故に火災保険が使えるのか疑問に感じるかもしれません。
本記事では、「子供がドアを壊してしまった！自然災害以外でも火災保険は使える？使用方法を徹底解説！」と題し、
火災保険の範囲を理解し、子供によるドアの損害事例に対するスマートな解決策を詳細に解説します。
家庭内でのトラブルにも頼りになる火災保険の使い方を知り、安心して生活できるようにしましょう。
火災保険の範囲を確認しよう！
日本では自然災害が活発に起きます。
地震は突発的に起き、台風は8月上旬から10月下旬がシーズン。
その他にも、大雪が日常を混乱に陥らせたり、極稀に雹などで家や車などが破損してしまうこともあります。
火災保険ではそういった自然災害が起きた際に、火災保険が活用できます。
しかし、物を壁にぶつけて穴が空いてしまった、子供が誤ってドアを壊してしまったなどの
家庭内の事故にも火災保険は活用できるんです。
家庭内事故に火災保険が使えるかどうかは、契約内容によって異なりますので、
以下のポイントを確認しましょう。
1.保険の種類
火災保険の中には、火災や落雷などをカバーする商品があります。
しかしながら、その商品の補償内容の中には、風災、雪災、水災といった
災害による損害の補償が含まれていないことがあります。
更に、風災、雪災、水災などの災害にあった際の補償が含まれていたとしても、
衝突、破損、汚損などの被害があった際の補償が含まれていないことがあります。
今回のテーマでは、衝突、破損、汚損が関係してきますので補償内容に含まれているか確認しましょう。
2.家財の損害
一般的に、火災保険は住宅内の家財や建物に生じた損害に対応します。
ドアもその範囲に含まれる可能性があります。
基本的には火災保険でカバーできますが、火災保険でカバーできなかった時のことを
想定しておくために、家財保険に含まれている補償範囲の確認もしましょう。
子供によるドアの損害事例と解決策
1.ドアの修理費用の補償
子供がドアを壊してしまった場合、もちろん修理費用がかかります。
ですが、やはりこういった事故は突発的に起こるので、
資金問題が発生するので、修繕を後回しにされる方がいらっしゃいますが、
先回しにしないでください。
なぜ、先回しにしてはいけないかですが、火災保険には申請が行える期間が決まっております。
火災保険を申請する場合は、3年以内の事故での申請が適応とされるというのが決まりなります。
極稀に、3.11東日本大震災や、2019年9月9日台風15号などの全国的に被害の印象を残した災害に対しては、
当時、慌ただしくて保険申請ができなかった方が多くいらっしゃるというのも考慮し、
事故日から3年以上経過しても、保険金給付の対象になることもありますが、
こういった事例は基本的にありません。
それなので、自然災害の事故でも、家庭内の事故でも1日でも早く申請を行いましょう。
2.事故の詳細な記録
事故が起きた際には、詳細な写真や事故の経緯を記録しておくことが大切です。
なぜ、詳細な記録が大事かというと、保険会社は被害に遭った被保険者様が提出する、
被害報告書をもとに保険金の査定を行います。
それなので、曖昧な報告書や日時、詳細などを申請書類として提出すると、
被害の証拠不十分さが目立ち、保険金が給付されないことが多いです。
それなので、保険会社に申請するという意味でも、被害にあった際には、
当時の被害記録をしっかり残すことが重要です。
基本的には紙ベースで、申請を行うので、動画などは提出できませんが、
当時の記録を動画で残しておくことで、保険金が給付されないと判断された際に、
どれだけ酷い災害だったか証明できる材料になります。
弊社のお客様でも、屋根材が割れてしまって地面に落ちたという被害に遭われた方で、
はじめの査定で経年劣化が原因で瓦の割れが発生し、損傷が出たのでは無いか
という判定で保険金が給付されないということになったのですが、
どうしても納得ができず、当時、被害真っ只中の動画をたまたま撮影しており、
それを保険会社に提出したところ判定が変わり、保険金が給付されたという事例がありました。
それなので、事故当日の記録はしっかり残しておくことが重要になります。
室内破損や子供が壊してしまったものもエミールで火災保険申請サポート承ります！
お話してきた通り、家庭内での事故やトラブルにも火災保険は頼りになります。
記事を通じて火災保険の範囲や使い方について理解していただき、
火災保険の活用を難しいものと考えず、申請することは当たり前という認識にしましょう。
その中で、申請には被害見積もりや写真が必要になるので、ご自身で業者を選定する必要があります。
エミールでは、室内の損失も調査しており、承認実績も豊富にあります。
模様替えを行っている最中に、物をぶつけて穴を開けてしまった、
子供がぶつかって室内のものが壊れてしまったなど、
皆様からのお問い合わせ、ぜひともお待ちしております！
