公開日:2023年10月5日
2023年は台風や雹、大雨といった、自然災害がたくさんあった年になりました。
今回の自然災害の影響で、建物に損害が出た方も少なくは無いでしょう。
火災保険は建物にかけられる保険ですが、ガレージなどに停めている車に被害があった場合
保証の対象になるのか気になりませんか?
今回は、そんな疑問を解決していきます。
台風や雹の影響で建物敷地内に停めていた車が被害を受けた!保証の対象になる?
疑問の一つとして、建物以外に損傷を受けた場合は保証の対象になるのか!?
弊社でもお問い合わせがある中で、多く質問される一つであります。
単刀直入に申し上げますと、「保証の対象にはなりません。」
自然災害の影響で車に損害が出てしまったとしても、車の車両保険を活用しないといけません。
もしそれが、隣接している建物の屋根材などが飛んできて、被害にあった場合でも火災保険の保証範囲ではなく、
車両保険での保証範囲になります。
ですが、車両保険を使うと悩ましいのが、等級がダウンすることによって保険料があがることです。
よく、こういった悩みや不安から、
火災保険の窓口と「なぜ保証の範囲ではないんだ!」とトラブルになるケースを聞きますが、
そこで揉めても何もなりません。
ではどうしたらいいか。それは、車の被害は一旦置いといて、
建物に被害がないか確認し、被害があった場合は建物の被害で火災保険に申請することです。
実際に車にも建物にも被害が出てしまい、火災保険を申請したところ300万円~350万円保険金がおり、
おりた保険金で車を修繕を行ったという事例が九州の鹿児島でありました。
そういったうまい火災保険の活用で車も直せる可能性があるんです。
火災保険は車両保険と違い、使用することで保険料は上がりませんので、是非ともおすすめします。
火災保険の使用方法とは?本当に保険金はおりる?
ですが、そんなにうまいこといくか?
そもそも建物に被害がなかったら意味ないじゃないか。と思われるかもしれませんが、
そこは大丈夫です。
確かに被害がない場合もありますが、今回の件に関しては、
台風や雹などが原因で、飛来物などが車に当たり被害が出てしまった、という現状があります。
そんな被害があったのにも関わらず、建物に被害が無いと思いますか?
普段何気なく、過ごしている中で建物を点検などしないかと思います。
また、もしされる方であっても、下回りはするかもしれませんが、
屋根に上がって、いちいち確認するということはなかなかしませんよね?
優良と呼ばれている申請サポート会社の調査は、
被害自覚の無い方のご自宅でも、95%以上の確率で被害を発見しています。
それなので、保険申請できる確率はかなり高いですし、
それほど大きい災害であれば、保険金が受給される可能性もかなり高いです。
保険会社と揉めるとすぐ弁護士が出てくる
また、お客様の中でいらっしゃるのが、保険会社が決めた結果に対し、
納得がいかず、揉めるケースです。
これは全体にやめましょう。
なぜかというと、保険会社はお客様と揉めるケースが多いため、常に弁護士に委託する準備が整っています。
お問い合わせいただいた中でも、判定に納得がいかず、担当オペレーターに怒号を浴びせてしまったために、
弁護士が出てきてしまい、その後のやり取りはすべて弁護士経由でのやり取りになってしまい、
おりるはずだった保険金がおりなくなりかけた。というお問い合わせがありました。
火災保険申請を行うと、現場検証のため保険会社が委託した鑑定人による鑑定があるのですが、
その際に、まだ決まってもいないのに、「経年劣化ですね」「こんなの保険金出ませんよ」
などと言ったお客様に対し、失礼な態度を取る鑑定人もいるので、
現場で、異議申し立ての意味合いで、強めの口調で話すのはいいですが、
保険会社の担当オペレーターに同じことをしてしまうと、すぐ弁護士が出てきて最悪の場合、
今後の保険申請ができなくなる可能性があるので、注意しましょう。
エミールでは、そういったことを未然に防ぐためにも、プロの目線で保険会社と交渉も行っております。
車などが被害にあったらエミールで火災保険申請!
今回は、車などが被害に遭った場合のケースをご紹介いたしました。
では、車が被害にあった場合は建物のどこに被害があると思いますか?
よく被害があるのは、カーポートや、屋根になります。
カーポートは一番車に近いので、何か遭った際に真っ先に車にも被害が出やすいです。
屋根は一番風を受けやすいので、屋根材などが剥がれてしまったりします。
そういった被害を見つけるのが、我々「エミール」になります。
きっかけは何でも構いません。
家の点検、飛び込みの業者に屋根が壊れていると言われたことがある、話だけでも聞いてみよう。
お問い合わせいただきましたことに真摯にお答えいたします。
皆様からのお問い合わせ、是非ともお待ちしております。