公開日:2023年7月19日
近年、火災保険申請サポート会社が続々と出てきており、
申請をお願いしようと思っていても、具体的にそれぞれの会社の特長や評判などが
あまり分からず、どの会社に依頼しようか迷っている方多いかと思います。
それほど火災保険申請に関して皆さん、認知が増えてきていますし、
結局決めかねて先延ばしにされている方や、
ご自身で保険申請を行っている方もいらっしゃるかと思います。
今回は、そんな火災保険申請に関して、プロを活用する場合とご自身で行う場合。
エミールで行う場合のことに関してお話していこうと思います。
自身での火災保険申請とプロを活用しての火災保険申請
ではまず、ご自身で火災保険申請を行うと、どういうメリット・デメリットがあるか。
●メリット
✓自身のタイミングで好きなように申請できる。
✓業者を選べる。 ✓申請サポート会社に渡す手数料などが発生しない。 |
①申請のタイミングが自由
火災保険申請はスピードがとても大事になってきますが、
なかなか普段、お仕事をされていると時間を割くのが、面倒くさいと思われがちです。
それなので、そういった方には、ご自身でタイミングを決めて申請ができるというのはいいことなのかもしれません。
②業者を選定できる
業者を選べるところでも、住まわれているお家を建てていただいた業者に見積もりを依頼できたり、
知り合いに確認し評判の良さそうな業者が選べたりするので、融通が効きますし、
トラブルになる確率も減ります。
③手数料の発生がない
また、火災保険申請サポートの会社を通せば、どうしても手数料が発生してしまうので、
ご自身で行う場合は、手数料も気になることは無いでしょう。
こういったメリットを踏まえると、ご自身での申請はとても良いと思います。
●デメリット
✓ご自身で申請を行わないといけないので、手間がかかる。
✓施工業者はみんな火災保険申請に詳しいというわけでもないので、調査の見る観点が違う。 ✓申請のノウハウがプロに比べると無いので、ピンポイント申請になりやすく無責になる確率が高い。 ✓手数料が発生する。 |
①手間がかかる
まずは、何といっても手間がかかります。
火災保険申請サポート会社を活用すれば、調査から申請(保険会社への電話などはご契約者様でご対応)
保険金が受給になるまで一貫して行っていただけますが、
ご自身で行う場合は、調査会社の手配や日程調整、保険申請の行い方を調べたり、
資料の書き方など、すべてをご自身で行わないといけません。
そうなると、仕事の合間に行わなければいけないという懸念が発生し、結果手につかなくなり、
どうでも良くなってしまう流れになるかと思いますが、
プロに任せると行わなくてはいけない雑務が、すべて任せられます。
②火災保険申請のプロと一般施工業者の調査の観点の違い
火災保険申請のプロと、一般の施工業者の調査の観点では違いが生じます。
一般の施工業者は、屋根屋さん、内装屋さん、塗装屋さんなどといった、
それぞれの分野に別れてることが大半です。
分野に別れていると、屋根屋さんは屋根しか見れなかったり、内装屋さんは内装しか見れなかったりします。
被害の度合いも、明らかな被害であれば誰でもわかりますが、申請が通るか通らないかのギリギリの被害は
見積もりに入れないことが多いです。
各々の分野に関してはエキスパートなので、見積もりや被害の確認などができますが、
業者によっては、分野外の見積もりを出せない業者もいます。
例えば、屋根屋さんに調査を行っていただきその際に、内装に被害があった場合、
屋根屋さん自ら、見積もりを取るのではなく、
知り合いの内装屋さんに見積もりを依頼することもあるので、その場合時間がかかります。
その点、火災保険申請サポートの会社はそれぞれの職人さんや提携業者があるので、
見積もりが到着するまでの時間がかからないのが特徴になります。
③一般業者の場合、ピンポイントの保険申請になりやすい
分野に特化していると、被害発見もその分野に偏る傾向にあるので、
保険申請を上げる箇所がピンポイントになります。
ピンポイントでの保険申請になると、その被害箇所が承認されるか、無責(承認され無いこと)になるかの
どちらかになるので、承認の確率が減ります。
その点、火災保険申請サポートの会社は、
建物のみならず、全体的な調査を行うので、幅広い申請ができます。
そうすると、自ずと申請の金額も上がるので、保険会社から減額をされても、
纏まった金額での承認になるので、保険金内で修繕工事ができる可能性が高くなるというのが、
火災保険申請サポート会社に依頼するメリットになります。
エミールが教える火災保険申請の8つの方法
ご自身での保険申請のメリット・デメリットをお話させていただいたところで、
火災保険申請サポートに依頼するメリットも見えてきたと思います。
では、次に火災保険申請の方法を8つご紹介します!
①調査は幅広く行う。
②経年劣化か微妙な被害は入れない。
③申請の事故日は直近の被害で申請を行う。
④被害はなるべく高いところの被害を見つける。
⑤地震保険も加入していたら積極的に申請する。
⑥保険申請の連絡は、代理店経由ではなく事故受付窓口に直接かける。
⑦被害状況を詳しく確認された際は、業者に聞いてくださいと話を投げる。
⑧保険会社からの調査員が来ずに無責になった場合は、保険会社に調査員を来るように依頼する。
順番に見ていきます。
①調査は幅広く行う
火災保険申請は提出した被害に対して、保険会社が減点法で決めます。
それなので、ご説明させていただいた通り、被害をピンポイントで出してしまうと、
承認の金額も少なくなる可能性もあれば、承認されない可能性も上がります。
それなので、調査の際は自然災害の可能性であろう被害を、
建物はもちろん、フェンスや水栓柱、物置などがあれば、
そういったものも調査を行うようにしましょう。
②経年劣化か微妙な被害は入れない
調査を行っていると、経年劣化か微妙な被害もあるかと思います。
お話した通り、保険の性質上なるべく多くの被害を上げたいところではありますが、
経年劣化であろう被害も入れてしまうと、保険会社から何でもかんでも申請する申請会社かと
怪しまれてしまうので、少しでも経年劣化かなと
微妙な判断になりそうなものは、予め被害から省くようにしましょう。
③申請の事故日は直近の被害で申請を行う
保険申請に該当する事故日は、3年以内という決まりがあります。
この決まりは、被害から3年以上経ってしまうと、
その被害が、経年劣化なのか実際にあった被害なのか、分からなくなってしまうからです。
ポイントとして、直近の大きな強風や大雪、地震などの事故日で申請を行うと、
事故に対しての予算を保険会社も設定しているので、
早く申請を行えば行うほど、予算も余っているので保険金がおりやすいというのが
ポイントとしてあります。
それなので、古い事故日で申請を行うと、その事故日の予算は少なくなっているので、
なかなか保険金がおりないという一つの要因もあります。
④被害はなるべく高いところの被害を見つける
火災保険申請は、復旧工事を目的とした見積もりに対して保険金が支払われます。
ですので、復旧工事に関する、足場代や経費なども申請の対象になるのです。
屋根や雨樋に被害が出ている場合、修繕工事代金の大半を占めるのは足場代です。
足場代金も認められれば、多くの保険金が承認されます。
承認された金額で工夫を行えば、火災保険では認められない塗装工事などもできる可能性が出てくるでしょう。
調査を行う際は、なるべく高所の部分の被害を見つけましょう。
⑤地震保険も加入していたら積極的に申請する
地震保険に加入していたら、積極的に申請するようにしましょう。
なぜかというと、地震保険の査定基準は国で定めた査定方法で査定を行っているので、
火災保険より、承認になる可能性が高いです。
地震は毎年のように来ていて、木造であれば、基礎にひび割れが3本入っていれば
保険金が承認されるという、基準もあります。
被害に遭った箇所を修繕し、その箇所がまたひび割れしたら、保険申請できるので、
火災保険より難易度が低いです。
積極的に申請するようにしましょう。
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⑥保険申請の連絡は、代理店ではなく事故受付の窓口に直接かける
よくあるのが、保険申請を行う際に、保険代理店さんとのつながりがあって、
通さないと申し訳ないとおっしゃる方がいます。
これだけは覚えていただきたいのですが、「申し訳なく無いです。」
確かに、保険加入から頻繁にご挨拶に来てくださったり、
何かあったときは、親切に対応してくれるかもしれませんが、
私がご対応させていただいたお客様で、このような方がいました。
「代理店さんに被害調査報告書を見せたら、こんなの怪しいから申請しないほうがいい。」
結局このお客様は保険申請せず、終了となりました。
実際にある被害を保険申請行おうとしたら、
怪しいからという理由で申請を取りやめさせるのが親切だと思いますか?
親切な保険代理店の方であれば、実際にある被害に対しての資料なので、
どうやったら保険金がおりるか相談に乗っていただけるはずです。
中にはそのような方もいるかも知れませんが、
基本的には保険代理店の方もどちらかと言うと保険をおろしたくない方の立場なので、
まず申請を受理してもらうためにも、事故受付窓口に直接ご連絡することをオススメします。
⑦被害状況を詳しく保険会社の担当に聞かれたら業者に聞いてくださいと話を投げる
大体の火災保険申請サポートの会社が、被害に対しての
保険会社からの問い合わせに対応していただけます。
お客様でわからないのを無理に答えてしまうと、申請に対して不利に働く場合があります。
実際の被害は、業者が把握しており、対応もしっかり行っていただけるはずなので、
詳しいことは、すべて業者に任せるようにしましょう。
⑧保険会社からの調査員が来ずに無責になった場合は、保険会社に調査員が来るように依頼する。
申請の中には、書類のみで判断されることもあります。
それで保険金がおりれば問題は無いと思いますが、
おりないことももちろんあります。
そうなった場合は、保険会社に納得がいかない旨を伝えていただき、
調査員を呼ぶように依頼しましょう。
理由は、写真では大したことない被害に写っているかもしれないが、
実際にみたら、保険金が適応になる被害に該当すると判断されることもあるからです。
今までのお客様でもそういった方が結構いました。
保険会社も忙しいので、査定がおろそかになってしまう部分があるのかもしれません。
ですので、納得が行かない場合は、調査員を保険会社から呼んで
再度、鑑定していただくようにしましょう。
火災保険請求はエミールで!
今回お話させていただいた通り、
火災保険には様々なポイントや、方法があります。
保険会社によっても基準があると思いますし、
お客様にの被害によっても様々です。
その中でエミールは、数々の調査実績を持っており、
承認率は90%です。
初めはご自身の加入されている保険が使えるか?や
申請の行い方がわかりません。といったお問い合わせでもなんでも構いません。
お問い合わせいただきましたら、プロが真摯にご対応させていただきます。
皆様からのお問い合わせ、是非ともお待ちしております。