公開日:2023年7月30日
火災保険申請する上で、気をつけなければいけないこと何かおわかりですか?
申請のタイミングや、見積もりの質、調査の箇所の問題などいろいろあります。
それなので、ただ申請を行えば良いというわけではありません。
その中でも今回は、皆さん意外とお気づきではない免責額について、
お話していこうと思います。
火災保険申請には免責額がある??
火災保険申請を行う際に、調査のポイントだったり、
業者の手数料などを、気にされる方が多いかと思いますが、
意外と盲点になっているのが、被害金額になります。
というのは、火災保険申請には免責額と自己負担金が設定されていることが多いです。
多くは、20万円以上の被害でないと保険申請ができないということがあり、
20万円以上の被害があった際に、保険承認をされて金額が出た中からの5万円が自己負担金として
引かれるパターンがあります。
どういうことかというと、屋根修繕税込み15万円の補修工事の場合、
損害額が20万円以上に届いていないので、保険申請ができません。
また、被害金額が、税込み20万円のパターンで、満額の承認を得ても、
承認されたあとに、自己負担金額で5万円引かれますので、
保険金としては15万円おりる計算になった場合も
20万円の被害に達していないという判断になり、保険金がおりません。
この仕組みがわかっていない業者に頼むと、15万円は認められているのに
保険金がおりないという申請自体が無駄だった、という事態になります。
この自己負担金は、5万円場合もありますし、3万円の場合もあったりといろんなケースがありますので、
事前に確認しておくと良いでしょう。
確認方法は、保険証券に記載してある場合もありますし、
そうでない場合は、契約内容の確認を保険会社に問い合わせできますので確認しましょう。
免責金額をクリアするためのポイントは??
では、免責金額をクリアするには、どういったポイントが必要になってくるでしょうか。
まず、1つ目として、申請する箇所をなるべく多めにするということです。
申請する箇所を多くすることによって、見積もりの金額が全体的に上がります。
また、屋根修繕の見積もりで、よく作業用の足場のみで少ない金額で見積もりを行う業者がいますが、
足場の金額も2面や3面といったようにしっかりと数量を出す事によって、金額が大きくなります。
2つ目は、建物に被害が見つからなかた場合は、建物意外に被害がないか確認しましょう。
建物に火災保険が活用できるのは当たり前ですが、それ以外の倉庫やフェンス、門扉といったような
付帯物にも火災保険申請が対応になりますので、もし建物に被害が見つからなかった場合は、
そういった箇所も重点的に調査を行うようにしましょう。
皆様が、業者を選ぶ際にもこういうところのノウハウを知らない会社に依頼するのは危険なので、
問い合わせの際に、確認しましょう。
確認内容としては、とにかく質問することが重要です。
屋根、雨樋、外壁意外にどんな箇所の見積もりができますか?とか、
申請する際に工夫されていることはありますか?などをとにかく質問することによって、
その対応力で、良い業者かどうか判断できます。
火災保険申請はエミールで!
今回は免責額に関してご紹介させていただきました。
火災保険申請サポート業者も多数あるので、選ぶ基準を決めるのが大変かと思います。
エミールでは、火災保険を活用した調査実績を10万棟以上行っており、
それぞれの保険会社にあった見積もりを作成しています。
承認実績も豊富なので、お客様のニーズに合った申請ができます。
皆様からのお問い合わせお待ちしております。