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地震保険で基礎のひび割れは補償される?気になる火災保険・地震保険の対象条件とは?

公開日:2025年8月21日

家の基礎のひび割れが気になる方にとって、地震保険や火災保険の適用範囲は把握しておく必要があります。

特に地震の後、その被害を補償する保険を活用することで、

復旧に必要な費用の負担を軽減することができる可能性があります。

地震保険は通常、建物の構造や規模によって補償内容が異なり、基礎のひび割れも重要な補償対象となることがあります。

今回は火災保険と地震保険の関係性とそれに伴って、地震保険がどのようなときに対応している保険なのかを、

解説してきたいと思います。

 

 

 

 

火災保険とは?

火災保険とは、火事や落雷、破裂・爆発などによって建物や家財などに生じた損害を補償するための保険です。

火災保険は、住宅や商業施設などが突発的な被害にあった際に、活用でき、

また、その保険金の使用方法は様々あります。

日本では、自然災害が多発するため、火災保険に加入することは非常に大切です。

また、火災保険には、風災や雪災、雹災など以外にも他の特約も付帯できるため、総合的なリスク管理が実現できます。

 

火災保険と地震保険は何が違う?

火災保険と地震保険は、多くの住宅所有者にとって欠かせない保険ですが、その補償内容には明確な違いがあります。

まず、火災保険は主に火災や落雷、風災などによる建物や家財の損害をカバーします。

これに対して、地震保険は地震や噴火、津波による損害を補償します。

火災保険では、一部のオプションとして水災や盗難などもカバーできる場合がありますが、地震による損害は含まれていません。

地震保険はこれを補う形で提供され、独自の契約が必要となります。

また、補償の金額や上限も異なります。

火災保険は損害額の全額を補償することが一般的ですが、地震保険は契約金額の一定割合のみを補償します。

このため、火災保険と地震保険の両方に加入することで、幅広いリスクに対応できる総合的な補償が可能となります。

 

地震保険の構造別対象範囲は?

地震保険に加入する際、建物の構造によって補償範囲が異なることを理解することが重要です。

一般的に、地震保険では「木造」「鉄骨」「RC構造(鉄筋コンクリート構造)」の3つのタイプに分類され、

それぞれの被害箇所と補償範囲が設定されています。

建物の構造が異なると、損壊のリスクや被害の程度も変わるため、適切な保険金額や補償条件を選ぶことが必要です。

 

地震保険で補償になる被害箇所【木造】

木造建物は、地震による損壊が比較的多く見られる構造です。

地震保険では、以下のような被害箇所が補償対象となります。

まず、地震の揺れによって基礎部分がひび割れたり、傾いたりすることがよくあります。

このような基礎の損壊は、建物全体の安定性に影響を及ぼすため、重要な補償対象です。

次に、外壁のひび割れや崩れ、屋根瓦の落下や破損もよく見られる被害です。

特に、木造の屋根は軽量化されていることが多く、地震の振動によって損壊しやすいです。

内部の被害としては、壁や天井のひび割れ、柱や梁の損壊があります。

これらの被害は、建物の耐久性に影響を与えるため、修復費用が大きくなることがあります。

 

地震保険で補償になる被害箇所【鉄骨】

鉄骨構造の建物は、その強度から比較的地震に耐えやすいとされていますが、

それでも地震による被害は避けられません。

地震保険では、鉄骨構造に対して以下のような被害が補償対象となります。

まず、建物の枠組みである鉄骨自体の曲がりや亀裂、接合部の破損などが考えられます。

これらの損傷は建物の安全性に直結し、大規模な修復が必要となることが多いです。

次に、外壁が外れる、落下する、もしくはひび割れすることがよくあります。

特に鉄骨構造の外壁は重みがあるため、地震によるダメージが致命的になることがあります。

 

地震保険で補償になる被害箇所【RC構造】

RC構造(鉄筋コンクリート構造)は、耐震性が高いとされていますが、地震による被害がゼロであるわけではないです。

地震保険では、以下のようなRC構造の被害箇所が補償対象となります。

まず、鉄筋コンクリートのひび割れや剥離が生じることがあります。

構造上の問題も色々ありますが、主に対象になるのが、柱と梁(ハリ)です。

この部分は建物の中でも重要な部分で、この部分にヒビが入ると、保険金の対象になる可能性があります。

 

地震保険で申請する際の注意点

地震保険を申請する際には、いくつかの重要なポイントに留意する必要があります。

まず、損害の証拠を明確に記録することが大切です。

写真や動画、被害状況の詳細なメモを準備しておくことで、申請がスムーズに進みます。

また、申請するタイミングも重要です。

被害が発生したら速やかに保険会社に連絡し、申請書類を提出しましょう。

そうすることで、迅速に保険金を受け取ることができます。

 

虚偽の申請はダメ

地震保険の申請において、虚偽の情報を提供することは絶対に避けるべきです。

偽造した損害報告や、実際には存在しない被害を申請した場合、詐欺行為として法的な問題に発展する可能性が高いです。

保険会社は厳格な調査を行い、虚偽の申請を見つけ出すため、有事に備えて正確な情報と証拠を用意しましょう。

誠実に対応することで、信頼性の高い申請が行えます。

 

経年劣化は対象外

地震保険は地震による直接的な被害に対して補償を行いますが、経年劣化による損傷は補償の対象外です。

例えば、古くなった設備や構造物が地震によって破損した場合、

その老朽化が原因と判断されると保険金は支払われません。

したがって、保険申請の際には経年劣化ではない被害を明確に証明することが重要です。

適切なメンテナンスを行うことによって経年劣化という判定は防げます。

 

地震保険はいくら補償される?

地震保険の補償額は契約内容によって異なりますが、

地震保険では、建物の全壊、大規模半壊、小規模半壊、一部損壊の4つの区分に基づき、

実際の被害状況に応じて支払い額が決定されます。

具体的には、全壊の場合は補償上限額の100%、大規模半壊は50%、小規模半壊は20%、一部損壊は5%が

支払われるというルールになっています。

ただし、地震保険には損害保険金と費用保険金があり、費用保険金は損害保険金とは別に支払われます。

これによって復旧費用などの追加的な支出にも対応することが可能です。

このように、地震保険の補償額は契約内容と被害状況によって異なるため、

契約時には十分な説明を受け、万一の際にどの程度の保障が得られるかを確認しておくことが大切です。

 

1度申請を行っても今後も申請できる?

火災保険や地震保険を一度申請した後、再度申請できるかどうかは多くの契約者が気にするポイントです。

基本的には、保険契約期間中に新たな損害が発生した場合、再度の申請が可能です。

ただし、同じ損害(箇所)に対して重複して申請することはできません。

このため、新たな被害がある場合には速やかに専門家に相談し、適切な手続きを踏むことが重要です。

また、再度の申請が認められるためには、前回の申請から適切な修理や補修がされていることが条件となる場合が多いです。

例えば、前回の火災での損害が完全に修復されていない場合、新たな損害として認められないことがあります。

このため、保険の申請後に適切なメンテナンスを行っておくことが大切です。

 

オトクな火災保険申請の行い方

火災保険を最大限に利用するためには、いくつかのポイントがあります。

まず、申請前に被害の範囲や状況を詳細に確認し、細かく写真と撮ることが重要です。

また。、ご自身がご加入している保険会社の確認、保険の契約内容を証券などを確認し、対象となる箇所を把握することが大事です。

さらに、火災保険申請サポート会社を利用することで、プロのサポートを受けながら適切な申請を行うことができます。

これにより、ご自身ではなかなか面倒な手続きがスムーズに行え、

更に、より多くの保険金が受給される可能性があります。

 

申請する際は地震保険とセットで申請するのがコツ

効率的に保険申請を行うためには、火災保険と地震保険をセットで申請することが重要です。

同時に申請することで、手続きを一度に済ませることができるため、手間が省けます。

また、火災保険だけで補償されない部分を地震保険でカバーできるため、全体的な受給金額が増える可能性があります。

被害の範囲を明確にするためには、専門家と協力し、詳細な被害報告書を作成することが重要です。

特に、大規模な自然災害による被害では、迅速かつ的確な申請が受給金額を大きく左右することがあります。

サポート業者を利用すると効率的に進められます。

 

火災保険申請を行う際の注意事項

火災保険申請を行う際には、いくつかの重要な点に注意する必要があります。

まず、どの箇所は壊れているのかきちんと選定することが重要です。

申請内容に誤りがあると、保険金の支払いや審査が遅れる原因となるため、事実を忠実に報告するよう心がけましょう。

また、必要な書類の準備も怠らないようにしてください。

火災保険申請には、事故発生の記録や被害の写真、修理の見積もり書などの提出が求められます。

これらの書類が揃っていないと、申請が滞る可能性があります。

さらに、審査期間を念頭に置いてスケジュールを調整することが重要です。

保険金が支払われるまでには一定の期間がかかるため、その期間を見越して他の修理や対応を計画することが必要です。

これらの注意事項を守ることで、火災保険申請がスムーズに進み、保険金を適切に受け取ることができるようになります。

特にビジネス活動を行っている企業や個人にとって、迅速かつ確実な申請手続きは経済的な安定を保つためにも重要です。

 

申請する際は火災保険申請サポート会社を使おう

ここまでお話した通り、台風や大雪などといった予期せぬ自然災害が発生し被害を受けた場合、火災保険の申請ができます。。

しかし、火災保険の申請手続きは複雑なためご自身で行うには負担が大きいです。

このような場合に頼りになるのが、火災保険申請サポート会社です。

これらのサポート会社は豊富な経験と専門知識を持ち、申請手続きをスムーズに進めるための全面的な支援を行います。

火災保険申請サポート会社を利用する主な利点は、手続きの効率化と保険金の正確な受給です。

ただ、間違ってはいけないのは、保険申請の代行は「委任状」が無いと行えないので申請を行うのは被保険者(ご自身)になります。

申請サポート会社が何を行うかというと、専門のスタッフが書類の作成からお客様へ提出、

保険会社との連絡の際にどのようなことを伝えたらいいか、対応方法のサポートなどを行います。

また、正確な情報提供によって過小請求のリスクを避けることができ、受け取れる保険金額が最大限になります。

ビジネスや日常生活に追われ、火災保険の申請手続きに時間を割く余裕がない方にとって、申請サポート会社の利用は特に効果的です。

ご自身でも、もちろん申請はできますが、保険金が下りないとなった際に対応が難しい場面が出てきます。

そうなった際に、専門の火災保険申請サポート会社に依頼を行っていると保険金が下りる可能性が上がります。

 

業務実績のあるプロが営業をサポートします!

火災保険申請サポート会社を利用する際には、豊富な業務実績を持つプロフェッショナルが対応します。

熟練したスタッフは、申請書類の作成から保険会社との交渉までの全工程をサポートします。

業務実績に基づいたノウハウと深い知識を活用することで、申請手続きの効率化やミスの防止をします。

特に、初めて火災保険の申請を行う方や時間的余裕がない方にとって、プロのサポートは非常に心強い存在となります。

安心して火災保険の申請を任せるためにも、実績ある専門家の力を借りることをおすすめします。

 

自己負担一切無し完全成功報酬型サービス

火災保険申請サポート会社の多くは、完全成功報酬型のサービスを提供しています。

これは、保険金が実際に支払われるまでクライアントが一切の費用を負担しないシステムです。

成功報酬型サービスでは、保険金が受け取れなかった場合には手数料も発生しないため、

金銭的なリスクなしに申請サポートを受けることができます。

このサービスは、特に火災や自然災害による突然の出費に直面した方にとって大きな安心材料です。

多額の初期費用を準備する必要がなく、受給額に応じた成功報酬のみを支払う仕組みは、

契約者にとって公平で透明性のある対応となります。

また、成功報酬型であるため、サポート会社は全力で保険金の受給に向けたサポートを行い、高い成功率を目指します。

自己負担を気にせず専門的な支援を受けられる点で、完全成功報酬型サービスは非常に魅力的な選択肢です。

火災保険の申請手続きに不安を抱えている方は、このサービスを活用することを検討してみてください。

 

充実した保険申請マニュアルをご提供

火災保険申請サポート会社は、お客様がわかりやすいように口頭のみでなくマニュアルを用意している会社も多いです。

このマニュアルには、保険申請の具体的な手順、必要書類、記入例、提出方法などが詳しく記載されており、

初めての方でも迷わずに手続きを進めることができます。

また、マニュアルには申請を成功させるためのコツや注意点も網羅している場合があります。

これにより、過小請求や書類不備といった不安を解消し、スムーズな申請を実現します。

さらに、オンライン相談や電話サポートも併用することで、マニュアルだけでは解決できない疑問や問題にも迅速に対応します。

このような全面的なサポート体制により、保険申請を成功させるための万全の準備と安心を提供します。

火災保険申請を検討している方は、ぜひこのマニュアルを活用して効率的かつ確実な申請を行ってください。

 

地震保険を申請する際は火災保険建物調査エミールへ!

エミールでは火災保険申請、地震保険申請のサポートを行っております。

自然災害が発生した際、保険金がどのように受給できるかを正確に理解するのは困難です。

エミールでの火災保険申請を利用することで、専門的な知識を活かして迅速かつ的確な保険金申請が可能になります。

全国的に申請実績も豊富なので、受給できる保険金の金額にも期待が持てます。

火災保険申請サポート会社は多く存在しますが、選定をするのがなかなか難しいです。

ぜひこの機会に、エミールまで、まずはお問い合わせ行ってみてはいかがでしょうか?

皆様からのお問い合わせ是非ともお待ちしております。

 

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