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築40年以上の建物は火災保険に入れないのか?古い建物にこそ必要な保険!解説します!

公開日:2024年3月23日

自然災害によって建物が壊れる。

そんなことは日本に住んでいると、いつ起こるかわかりません。

しかしながら、火災保険にもともと加入している方であれば問題ないのですが、

火災保険の満期を向かえられた方。もともと火災保険に加入していなかった方。

このような方々で、築40年以上経ってから火災保険に加入しようと思うと、

「加入できません。」ということがあったりします。

ですが、必ずしも入れないというわけではないんです。

今回は、そういった築40年以上の建物が火災保険に加入できるための条件などを解説していこうと思います。

築古の物件で火災保険に加入しておくことでのメリット!

そもそも、築年数が古い物件で火災保険に加入しておく必要があるのか?

というところですが、加入していて損はありません。

火災保険は古い物件でもちゃんとおります!

理由は、まず第一に古い物件でも火災保険がおりるということです。

火災保険は、経年劣化では適応にならないことは皆さんご存知だと思います。

ですが、経年劣化が原因で損傷した以外に、実際に強風で損傷した箇所は

築年数がそれほど経っていない建物同様に、保険金が適応になります。

もちろん築年数が浅いほうが、被害にあった際におりやすいのは確かです。

築年数が古い物件のほうが、保険申請を行なった際に老朽化が原因で破損したと判断されるともあります。

ですが、古い物件だからこそ毎年しっかり調査を行い、記録を残しておくことで、

いざ申請の際にはしっかり保険金が適応になるんです!

築年数が古い建物は毎年の調査データを取ったり、被害にあったらすぐ申請を行ったりと、

それなりに、対策が必要になります。

公的保障をあてにしてはいけない!

公的保障は何かあった際に申請ができてとてもいい制度だとは思います。

ですが、これだけをあてにして火災保険に加入しないということになると、

もし実際に災害があった際に、公的保障を受けようを思っても、

自治体には「被災者生活再建支援制度」がありますが、

こちらは、一世帯あたり最大で300万円程度しか保障されません。

そうなると、復旧工事も満足にできないですし、中途半端な感じになってしまいます。

火災保険に加入をしておけば、もし家が焼失した際にもプランにはよりますが、

1000万円以上保障になることがあります。

加入していて損はありません。

 

築年数が古い物件で火災保険に加入する際の注意点は?

築年数が古い物件で火災保険に加入する際には、それなりの注意点があります。

こちらを把握しておくことで、火災保険が適応になるかならないかわかりますので、要チェックしましょう。

 

耐火構造によっては保険料が高くなる!

保険会社は耐火構造によって保険料を決定します。

火災保険が採用している耐火構造には以下の3等級が用意されています。

  • M構造(マンション構造)
  • T構造(耐火構造)
  • H構造(非耐火構造)

M構造(マンション構造)が一番耐火性が高く、H構造(非耐火構造)が耐火性が一番低い建物になります。

保険会社も商品を売り出している以上、損はしたくないので、

一番耐火性の低いH構造(非耐火構造)は保険料を高く設定しています。

すぐ燃えてしまう焼失してしまう可能性のある物件を保険料安くしてしまうと、

保険会社も資金が持たいないので仕方ないですね。

また、M構造(マンション構造)に比べて、H構造(非耐火構造)は

おそらく木造でできている建物が多いでしょうから、老朽化も目立ってしまうことが多いので、

老朽化で何度も申請を出されては困るという、保険会社の意向もあるのではないでしょうか。

保険加入後にリフォームするのであれば保険会社に報告が必要!

不動産投資家の方に多いのが、中古物件を購入して、ある程度運用して手放す、

という流れが多いと思うのですが、運用する際にもリフォームをして

ある程度、景観を整えてから運用する方も多いと思います。

ですが、火災保険ではリフォームをする際には、保険会社に変更を行なった旨を申告する必要があります。

火災保険では、建物構造の他にも建物面積なども保険料を決定する基準になります。

増築やリノベなどを行なってしまうと、補償する範囲を行なってしまうことがありますので、

保険料の見直しになってしまうケースがあります。

 

火災保険加入するのであればどこがいいのか?

では火災保険を加入するのであれば、どの会社がいいのかということですが、

どの保険会社も加入の制限が設けられているみたいです。

損保ジャパン、東京海上、あいおいニッセイですと制限はあるみたいですが、

加入はできるみたいです。

詳しくは下記、記事も参考にしてみてください。

築50年越えたら入れない?火災保険の契約可能年数制限に迫る!

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