公開日:2023年8月16日
近畿~東海地方で、多くの被害を出した、台風7号。
屋根に被害を受けた方、外壁に飛来物が飛んできて破損してしまった方、
様々な被害を受けたと思います。
そんな中でも、気がついたら雨漏りをしていて、
原因がわからない方も多いのでは無いでしょうか?
直したいけど修繕費が気になって、なかなか踏み出せなかったり、
修繕費を削減しようと、火災保険を活用しようと考える方も多いかと思います。
ですが、そもそも雨漏りは火災保険で活用できるのでしょうか?
今回は実例とともに、雨漏りの火災保険申請について解説していきます。
雨漏りは火災保険申請できる??
雨漏りが火災保険申請が使えるかという問題ですが、
雨漏りのみでの申請では、保険金がおりる可能性は極めて低いです。
理由としては、雨漏りはどの箇所から漏れているかということが断定ができないため、
自然災害の影響から少し離れた被害になるので、保険金がおりにくい被害になります。
では、どのような経緯であれば保険金がおりる可能性があがるのでしょうか。
それは、別の被害に紐付けることが重要になります。
先程もお伝えした通り、雨漏り自体が保険金の承認が厳しい被害になりますので、
理由付けを行うと、なぜ雨漏りしたのか保険会社に証明できることになります。
そうすることによって、保険金がおりる可能性が格段に上がってくるのです。
雨漏りが起こる原因と例
では、雨漏りはどのような被害から起こる可能性があるのでしょうか。
●屋根材の破損が原因での雨漏り
まずは、屋根材の破損が原因での雨漏りの発生になります。
やはり、屋根からの雨漏りが被害としては一番多く、
どの箇所から雨水が侵入してきているか、わからないのが難点になります。
写真のように、屋根材の破損、板金の浮きを発見し、
おそらく、この部分から雨漏りしたであろうと仮説をたて申請していきます。
そうすることによって、室内の雨漏りが被害の対象になります。
●サッシまわりが破損し雨漏り
次にサッシ周りが強風、飛来物の衝突によって破損し、
雨漏りが発生することがあります。
こちらに関しては、屋根の被害からの雨漏りとは違って、
被害箇所が断定しやすい雨漏りになります。
サッシ周りが破損しているので、窓枠の交換から、下地の補修なども込みで
保険の申請ができるので、単純な被害としても雨漏りとしても申請しやすい箇所になっています。
●外壁損傷による雨漏り
外壁損傷による雨漏りですが、こちらは風水害で雨漏りするようになったと
証明するにはなかなか難しい被害になります。
理由としては、外壁の損傷は強風だけで破損するとは限らないという
保険会社の判断になることが多いためです。
被害が出る可能性として、強風に乗って飛んできた飛来物の衝突による外壁の破損であれば、
外壁の損傷は認められることが多いです。
もしくは今回の台風7号のように、
とてつもない強風で外壁がめくれてしまうくらいの被害であれば、
認められますが、なかなか起こり得ないことなので、申請が困難です。
雨漏り被害での申請はサッシ周りが一番承認になりやすい
雨漏りの被害の原因に関してご説明させていただきましたが、
一番理由付けしやすい被害は、サッシまわりからの被害になります。
屋根、外壁は、範囲が広いので、正直なところどこから漏れているかわかりませんので
保険会社も認めにくいところがあります。
ですが、サッシ周りであれば雨漏りしている箇所が露骨にわかりますので、
雨漏り被害の中では、一番申請を行いやすく、承認につながりやすい被害になります。
だからといって、屋根や外壁から雨漏りしている可能性もあるのに、
申請しないという選択肢はとらず、無理かもしれないけれど申請は行って、
保険会社の判断に委ねるということを行っていたほうが、
承認に繋がる可能性もあるので、とりあえず申請するというのは、オススメではあります。
雨漏り被害の火災保険申請はエミールで!
エミールでは、火災保険申請や地震保険申請の調査、施工を行っております。
雨漏り被害での施工実績も豊富にあり、申請での承認も数々あります。
お客様の気になっている箇所から、自覚のない被害まで被害発見率は95%です。
経年劣化であろう箇所は、もちろん調査報告書には対象外になりますので、
安心して申請ができます。
調査を行って被害がなかった場合や、保険の申請を行っていただいて、保険金が出なかった場合は
調査費は一切いただきません。
どのようなお問い合わせでも構いません。
皆様からのお問い合わせお待ちしております。