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火災保険申請は復旧義務ある??

公開日:2023年4月19日

昨今、火災保険申請が多くなってきた現在で、保険会社もルールが変更になってきました。

具体的に何が変わったかというと、保険金を給付された際に、

給付金は修繕代金にまわさないといけないという、取り決めが決められました。

この政策は2022年10月に開始され、今後の申請状況にとても影響を与えているため、

今回は、こちらの件を解説していこうと思います。

 

 

保険金の仕組みとは?

そもそも保険金は何に対しての保険金か、理解されていない方も多いのではないでしょうか?

保険金が工事代金として給付されていると、認識されている方が多いのではないでしょか?

確かに、そちらは間違いではありません。

ですが、保険会社がもともと定義しているのは、別にあります。

それは、保険金が被害に対しての、保険金ということになっていますので、

もともとは修繕の義務がありませんでした。

わかりやすい例で言いますと、生命保険に加入されている方で、給付金を申請する際は、

医療費がどれだけかかったかということに対しての、保険金ではないと思います。

生命保険の保険金は、かかった病気がどういう病気で、

それに対して、お見舞金が出るというかたちになっていると思います、

火災保険も同じで、基本的にはお見舞金という名目で認められます。

それなので、工事の義務はないというものが、火災保険の特徴でした。

 

復旧義務はいつから?

ではなぜ、今回火災保険に関しての復旧義務ができてしまったのでしょう。

それは、2019年に関東に来たとても大きな台風15号です。

こちらの台風で出た被害はとても大きく、

多くの戸建てが、屋根が飛んでしまったり、外壁に穴があいてしまったりと、被害が出ました。

その際に、悪徳業者が横行し、工事もしないのに工事代金を先に支払わせて、

そのまま雲隠れするという、被害が多く出てしまいました。

それ以降、保険会社も年々判定が厳しくなり、

昨今では、保険金は復旧工事を行わなければ、申請できないという、仕組みに変わってきました。

今後の申請に対して難しい印象を持った方も多いと思います。

 

 

今後の火災保険申請のコツ!

こんなに縛りが厳しいと、申請自体今後するのも難しいと思っている方多くいるのではないでしょうか?

ですが、簡単な話で、修繕を行えばなんの問題もありません。

保険会社に申請する際に、詐欺にあっていませんか?そういう行為に加担していませんか?

など、言われることが多くなっていますが、そんなのは全く気にしないで頂いて大丈夫です。

エミールでは、工事を行う目的で、火災保険に適応ができそうな被害箇所を、

プロの調査員が調査し、報告書を作成させていただきます。

そのため、保険金がおりた場合、おりた保険金での修繕工事を行いますので、

手出しを出して頂く必要は一切ありません。

工事内容によっては、保険金内で工事を行い、手残りが残って今後の貯蓄や資金に回せる場合があります。

いろんな角度でのご提案ができますので、どんな内容でも構いませんので、

お気軽にお問い合わせいただければと思います。

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