公開日:2023年7月5日
日本で毎年どこかしらの地域で大きな地震が起きています。
皆さん地震保険には加入されていますか?
火災保険には加入されているかもしれませんが、地震保険に加入している方は意外と多くないかなと思います。
また、加入していても未だに申請の行い方が分からず、そのまま掛け捨て状態になっている方も多く見られます。
今回は地震保険に加入されている方、これから地震保険に加入しようか迷っている方へ
少しでもメリットがあるお話ができればと思います。
地震保険はおりやすい?
まず、地震保険ですがどのような被害で対象になるかというと、
建物にもよりますが、木造の場合、建物基礎に地震の影響でヒビが入れば、保険金がおりる可能性があります。
普段なかなかご自身で建物の基礎を確認することは無いかと思いますが、
確認してみると結構ヒビが入っていることがあります。
私の経験上ですと、築5年以上で木造物件では基礎にひび割れが発生している可能性が高いです。
家の周りを簡単に確認していただいて、1本でも確認できれば、複数発見できる可能性があります。
ひび割れは結構細く、細かいものも多いのでプロに任せると簡単に確認することができるでしょう。
本題に入りますが、地震保険の申請はとても簡単です。
被害を確認できた段階で保険会社にご連絡していただき、
被害の事故日を伝えると、後日鑑定人から調査の日程調整の連絡が来ます。
鑑定人が来たら、建物を調査していただき、保険がおりるかおりないか査定します。
判定は4段階あり
「全損」地震保険金額の100%を補償
「大半損」地震保険金額の60%
「小半損」地震保険金額の30%
「一部損」地震保険金額の5%
が補償対象になります。
小半損から上の補償になるには、少しクラックが入っているだけではなかなかなりにくいので、
大抵が一部損の判定になります。
では一部損はどのくらいの判定で確定になるかというと、
建物の基礎に幅0.2mmクラックが3本入っていれば、一部損の認定になります。
あまり高いハードルではないので、皆さんに保険金を手にするチャンスがあります。
また、地震のレベルとしてはご自身の住んでいる場所に
震度4以上の地震が来れば、クラックが入る可能性があります。
地震保険を申請して結果として保険金がおりなくても諦めないでください!
お話したとおりに地震保険を申請して、結果的に保険金がおりなかったとなっても諦めないでください。
なぜかというと、被害があるのにも関わらず、保険金がおりなかった場合、
被保険者様には再鑑定を依頼できる権利があります。
再鑑定というのは、一度来てもらった鑑定人を変更して、再度鑑定をしてもらえる権利のことを言います。
この権利のことを知らず、保険会社に保険金がおりないと言われたから
泣き寝入りして申請終了する方が多いのですが、これはもったいないです。
鑑定人も人間ですので、Aさんが無責という判定をしたとしても、Bさんが承認してくれる場合があります。
よくあるのが、難癖をつけてこれはヒビという扱いになりませんと
保険金をおろす気が全くない鑑定士さんがいるのですが
そういった方に当たってしまうと、保険金がおりない事が多いです。
鑑定士さんの中にも、態度がきつい方や優しい方がいますので、
承認の可能性が高い被害があった場合は再鑑定を積極的にするようにしましょう。
ちなみに先日、弊社のお客様で地震保険を申請したところ「四隅に無いと保険金が認められません」と
初めて聞いた判定をされたので再鑑定を行いました。
再鑑定の際に私も同席し、前回の鑑定の経緯をご説明したところ、
そんなことはないと言っていて、再度鑑定をしていただきました。
結果、375,000円ですが承認になりました。
0円からの承認だったのでお客様のとても喜んでおりました。
地震保険申請はエミールまで!
今回のように地震保険申請を行っても、承認にならない可能性もあります。
ですが、そこで諦めないようにエミールでは承認になるためにサポートさせていただきます。
再鑑定の際にお伺いさせていただき、鑑定士さんを直接お話させていただいたり、保険会社との交渉も行っています。
地震保険申請の承認実績、承認金額での工事実績も多くあります。
保険会社ごとの資料作成なども行っていますので、どなたでもご依頼いただけます。
どのような建物でも調査できるノウハウもありますので、
ご興味のある方は、是非お問い合わせいただければと思います。