公開日:2023年7月4日
近年、火災保険申請サポートが続々と増えています。
そんな中で、良い業者もいれば悪い業者もいるかと思います。
悪い方は明確にわかりますが、良い方は何が良いのかご自身で判断しないといけません。
調査までの速さなのか、見積もりの金額なのか、調査員の対応の良さなのか、様々にあるかと思います。
逆に悪い方は、業者が意図的に壊して申請するとか、嘘の見積もりを提出してしまうなどがあるので
そういった業者には気をつけないといけません。
今回は、お金がほしいあまり、業者とタッグを組んで少しでも多く保険金を下ろそうとする
または、業者がお金がほしいあまり、見積もり金額を大幅に増やして保険申請を行う、
水増し請求という言葉があります。
今回はその水増し請求についてお話していきます。
水増し請求はできる??
結論から言うと、水増し請求はできません。
できないというより、そのような金額で保険申請しても、保険会社に怪しまれ、
保険金がおりません。
現在、インターネット社会なので、施工費用の大体の相場が出てきます。
もちろん、会社によっては全く異なるので、大体の相場感にはなりますが、
保険会社もそういった情報や、保険会社が委託をしている鑑定人の査定の中で、
判断しますので、保険会社にも水増し請求での見積もりということがバレます。
注意していただきたい点ですが、もしそのような申請が保険会社からバレると、
保険自体に加入ができなくなる可能性もありますので、注意しましょう。
また業者も保険会社のブラックリストに乗ってしまうので、今後保険申請の手伝いをできなくなるでしょう。
火災保険給付金をより多くもらうためには??
水増し請求はご説明させていただいた通りできませんが、
せっかく入っている保険なので、うまく活用して保険金を多くもらいたい気持ちはありますよね?
では、どのように活用したら良いか、ご説明いたします。
①調査時に多くの被害を発見すること!
これは調査会社によりますが、火災保険申請サポート会社のほとんどは、建物全体のみを確認します。
ですが、いい会社さんはお客様の保険内容を確認し、建物全体を調査しフェンスや門扉なども調査行います。
そのようにして、少しでも事故日にあった被害が確認できれば、被害の見積もりに入れていきます。
可能性が少しでもあれば、保険申請の資料に入れていく。これが鉄則になります。
このように説明していると、何でもかんでも入れて大丈夫なのか?という質問があると思いますが、
なんでもかんでもはもちろん入れません。
経年劣化の部分は外しますし、自然災害の被害ではないものは入れません。
あくまで、事故日との関係がありそうな被害をすべて拾っていくというのが重要になります。
②保険金がおりたら、補修で大丈夫なので修繕を行うこと!
保険申請を行って、修繕される方もいれば修繕されず貯金をされる方もいらっしゃるかと思います。
こちらに関しては、圧倒的に修繕を行ったほうが、次回の保険申請の際に保険金がおりやすいです。
また、2022年10月から保険会社で復旧義務が設けられたので、
保険金がおりたら工事を行わないといけなくなりました。
その関係で以前は給付金がおりて、工事をしないで大規模修繕、
今後の塗装工事に向けて貯蓄といった選択をされていた方も、修繕を行うようになりました。
しかし、エミールでの別の記事でもご紹介させていただいておりますが、
すべての保険金を工事代金に充てなくても大丈夫です。
被害にあった箇所を安い金額でも補修しておけば大丈夫なのです。
火災保険申請はエミールで!
今回は、水増し請求のお話をさせていただきました。
結論を申し上げますと、正当に保険申請を行って、正当に給付金をいただこう!ということになります。
その中で、様々な方法を駆使し、より多くの給付金を手にしていくというのが正攻法になります。
毎年なんのために保険料を支払っているかわからない方、多数いらっしゃるかと思います。
せっかく入っているので、どんどん活用していきましょう。
また、日本では毎年何かしらの自然災害が来ます。
台風や大雪、地震など。
時には雷が落ちたりすることもあります。
大事なのは、毎年調査を行うことです。
毎年調査を行って、何かしら見つかれば保険申請して、給付金をもらう、修繕する。
そのサイクルを毎年行っていれば、火災保険に入っていた意味を持てるようになるでしょう。
エミールでは、毎年調査を行わせていただきます。
被害がなければ、そのまま終了!調査費などは一切かかりません。
被害が見つかったときのみ、保険申請をしていただくという流れになります。
調査のみでも構いません。皆様からのお問い合わせお待ちしております。