公開日:2023年6月5日
台風2号の影響で、大雨や強風でご自宅や、所有しているアパートなどの物件に多くの被害が出ているかと思います。
火災保険を活用したいが、「大雨」で火災保険申請ができるの?と思っている方いらっしゃるかもしれません。
確かに、火災保険は「水害」という名目での申請はありますが、
水害というのは、主に床下浸水や津波などで、家が流されてしまったなどが該当になる被害になるので、
大雨では申請の対象になりません。
大雨で申請しようとすると、保険会社に「雨では建物は壊れません。」
といったニュアンスで申請ができないことがあります。
では、この場合どうやって火災保険を活用したら良いと思いますか?
今回はその点に関しての火災保険の活用方法を、解説させていただきたいと思います。
大雨で建物が損傷した!どうしたらいい??
冒頭でお伝えした通り、大雨で建物が壊れた際は火災保険は活用できません。
ですが、今回の台風2号のように突如想定されない大雨が降った際に、建物が損傷することがあります。
例えば、「雨樋」ですが、大雨が降ることによって軒樋に水がたまります。
通常の雨であれば、勾配に沿って雨水が流れ、竪樋をつたって流れ落ちるという構造になっているのですが、
稀にある局地的な豪雨にみまわれると、軒樋の水の流れが悪くなり、
竪樋で排水していく構造が間に合わなくなり、軒樋から水が溢れ出てしまうことがあります。
その状況になった時に、雨水の重さで軒樋の勾配不良になってしまうことがあります。
勾配不良とは、排水管には一定の勾配(傾斜)が設けられていて、汚水が適切に流れていくようになっています。
しかし、この傾斜の角度が不適切(勾配不良)だったり、逆(逆勾配)になってしまう場合あったりします。
この現象があまりにも酷いと軒樋が外れてしまったり、機能的に問題ができてしまう場合があるのです。
もし、外れてしまったり勾配不良になってしまったらもちろん修繕を行わないと行けないのですが、
勾配不良の場合は、既存の雨樋で勾配を調整するだけで大丈夫なのですが、破損した場合は交換をしないといけません。
交換となると高所の作業になるので、足場が必要となり修繕費が大きくなります。
ではこの修繕費抑えるためにはどうしたら良いと思いますか?
大雨の降るときには強風が吹いている可能性があります!
今回の台風2号のように大雨の際には、強風がつきものです。
台風は強風の災害ですが、よく聞く「ゲリラ豪雨」などは大雨のみならず強風も吹いているんです。
エミールでは気象庁のデータを持っており、その日の最大瞬間風速がわかります。
そのデータを駆使して、事故日を設定し、火災保険申請を行っているんです。
今回のケースでは、大雨の影響で雨樋が破損しましたが、その日の最大瞬間風速が20m以上吹いていれば、
事故日として成立するので、風害として保険申請ができるのです。
このように工夫を行い、保険申請を行うことができるので情報が重要になります。
火災保険申請はエミールにお任せ!!
エミールではお話したように、気象庁のデータを駆使して、事故日を設定し、
火災保険申請をサポートさせていただいております。
申請の行い方、ポイントなど細かくサポートさせていただいており、
調査も細かく様々な箇所を調査を行っております。
調査をされたことが無い方、申請は行ったことがある方でも、まだ被害が見つかるかもしれません。
どんなお問い合わせでも構いません。
皆様からのお問い合わせお待ちしております。